ホロカソードランプ-原子吸光分光光度計の分析用光源に使用される
金曜日, 4月 29th, 2011原子吸光分析や原子蛍光分析などの際に使用されるホロカソードランプは、目的元素の輝線スペクトルを強く、そして特異的に発する性質のあるランプで、中空陰極ランプとも呼ばれています。輝線スペクトルとは、電離あるいは励起された原子から放射されるある特定の波長だけに限られる光をプリズムで分光すると離散的ないくつかの光の線となるこの線からなるスペクトルのことをいいます。
通常、ホロカソードランプは試験管のような直筒系の形をした電球で、その内部は電極とごく低圧の希ガスで構成され、外部は接点部が金属、それ以外はガラスとなっています。電極部は内径10mmほどの中空2重管に整形されており、内管が陰極となり、この部分をホロカソードと呼んでいます。そして、電極間に高電圧をかけることで、低圧の気体中の持続的な放電現象であるグロー放電を発生させて、発光を行うというものです。この時、目的元素を電極として使用することで特性を得ています。
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