Archive for 10月, 2011

流星痕-流星の通り道に残る物質

火曜日, 10月 4th, 2011

流星といえば夜間に天空のある点で生じた光がある距離を移動して消えるという天体現象の一つですが、これが通った跡に残る物質のことを流星痕と言います。比較的、明るい流星が通った跡に見られることが多く、主にこれが発光した際に残した物質の大気中における残骸であるとも言うことができます。

主なものでは、毎年11月14日頃から11月24日頃に出現する1時間あたりに数個の流星が観測できるしし座流星群などがよく知られています。通常、数秒から数十分残存しますが、継続して見られるもののことを永続痕と呼びます。流星の発光後、残存物は濃く残っていますが、上層大気によってかき消されることで次第に見えなくなります。3等~4等の明るい火玉が通った後は特に残存物質の濃度が濃いのでかき消されるまでに時間がかかります。また、流星の発光物質が残っているために淡く発光することもあります。その後、これらは宇宙塵として地上に降り注ぐこととなります。

 

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